「日商簿記検定」という資格、事務職員を目指している方、また現役の事務職員の方なら一度は耳にした事があるのではないでしょうか?
これは日本商工会議所が主催、認定する簿記検定になり民間資格と言うよりは公的資格に近い位置づけです。
それだけ信頼されているのです。

この資格は、商業高校に入学すると卒業するまでに取得するよう必ず指導されますし、会社の経理を担う人材であれば必ず勉強しなければなりません。
日商簿記の認定級は1級から3級、そして初心者向けに初級があり、以前に比べて取得しやすくなっています。
一般事務を目指すなら、簿記検定を取得しておいて損はありません。
独学でも合格できる認定級もありますので、マイペースでお金をかけずに勉強できるのがメリットです。

日商簿記検定の肝とは?

日商簿記検定の基本はズバリ「仕訳(しわけ)」です。
例えば現金1,000円を支払い仕訳用の帳簿を購入したとします。
この時「現金を支払って、仕事に必要なノート(消耗品)を購入した」という取引が発生したとします。

これを正しく記帳することが簿記の基本です。
現金は資産の減少なので貸方へ、ノートの購入は費用の発生なので借方へ記帳し、正しく仕訳をすれば最終的に貸方と借方の数字は同じになります。

簿記の基本は会社で取引で発生した項目が「資産・負債・収益・費用」のどれにあたるかを見極め、ルール通りに記帳する事。
これが出来れば簿記はスムーズに理解できますよ。

独学でも合格できる

日商簿記は問題集だけ見ると「意味が分からない」「難しそう」と感じてしまいますが、基礎から勉強すれば誰でも独学で合格できます。
さすがに1級・2級となると独学では難しいのですが、初級や3級までであれば自宅学習でも十分合格できます。

仕訳の理解に多少時間がかかったとしても、3ヶ月、半年とじっくり勉強すれば誰でも修得できます。
基礎的な事をしっかり押さえていく事が肝です。

検定合格にかかる費用は?

下位級(3級や初級)を取得するためにかかる費用は人それぞれ。
専門の学校に通うのであれば数万円単位の費用がかかりますし、テキストと問題集だけで勉強するなら2,000円前後の費用ですみます。

資格取得できる期間や資格にも特に制限はないため、60歳、70歳の方が受験しても問題ありませんし、「前回不合格だった者は次回の試験を受ける事が出来ない」などの制限も一切ありません。
いつでも誰でもチャレンジできます。